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お薦めの映画

私がこれまで観た映画の中で、印象に残った作品である薔薇の名前、 コンタクトオペラ座の怪人ジョー・ ブラックをよろしくをここで、ご紹介したいと思います。

薔薇の名前

薔薇の名前

THE NAME OF THE ROSE/DER NAME DER ROSE(西独)
LE NOM DE LA ROSE(仏)/IL NOME DELLA ROSA(伊)
1986年仏伊西独合作
監督:ジャン=ジャック・アノー
原作:ウンベルト・エーコ
出演:ショーン・コネリー/クリスチャン・スレイター

1327年ウィリアム修道士(ショーン・コネリー)は見習修道士を伴い、 ある会議に出席するため、北イタリアのベネディクト修道院に向かっていました。 その会議は教会の財産を認めるか否かをめぐる教皇派とフランチェスコ修道会と の論争に決着をつけ、教会を統一するためのものでした。

ウィリアムたちは到着してすぐに、若い修道士が不審な死を遂げたことを知ります。
これは悪魔によるものだと修道院で騒動になっていましたが、ウィリアムの推理では 自殺でした。
しかし事件を捜査中、第二の死体が発見され、遺体を検分すると、手の指先に真っ黒なシミがありました。 ウィリアムは事件が立ち入り禁止となっている図書室と関連があると推理し、立ち入ろうとしますが拒まれてしまいます。
そして、副司書も溺死体で発見され、やはり指先が黒ずんでおり、舌も真っ黒になっていました。

図書室には禁書が保管されており、それはアリストテレス著作の「人間の笑い」に関する本「詩学・第二部」 でした。
ベネディクト修道院の厳しい戒律の中には「むやみに笑ってはならない」とありますので、 その本は本来ここにはあってはならないものだったのです。

そもそもなぜ禁書はここにあったのでしょうか。
本を読もうとした被害者の死の原因は何だったのでしょうか。
聖書やキリスト教神学からのさまざまな形での引用が多いことも内容を面白くしています。

コンタクト

コンタクト

CONTACT
1997年米
監督:ロバート・ゼメキス
原作:カール・セーガン
出演:ジョディ・フォスター/マシュー・マコノヒー

幼い頃から宇宙に興味を持ち、電波天文学者となったエリー (J・フォスター)はアレシボ天文台(プエルトリコのアレシボにある電 波天文台)で宇宙からの電波を基に地球外知的生命体の存在を探査・研究 していました。しかしSETIプロジェクト(Search for Extra-Terrestrial Int elligenceの頭文字を取って「SETI」と称される。地球外知的生命体による 宇宙文明の存在を検知しようというプロジェクトの総称)に対し懐疑的な 天文学者ドラムリンによって研究費とアレシボの利用権を打ち切られ、研究 は中断させられてしまいます。

エリーは独自の資金源を求め、ついにハデンというスポンサーを得ること になります。こうしてニューメキシコの超大型干渉電波望遠鏡群(Very Large Arrayの頭文字を取って「VLA」と称される。アメリカ国立電波天文台が持つ 電波望遠鏡の一つであり、宇宙からの微弱な電波を捕らえたりするための施 設)で探査を再開したある日、彼女は遂に琴座の恒星ヴェガから断続的に 発信し続けられる有意な電波信号を受信します。その電波には地球上の映像と 謎の設計図が納められていました。
ハデンの助力もあってエリーは設計図の解読に成功し、ヴェガへの移動装置が 建設されます。
しかし乗組員として選ばれたのは、エリーではなくドラムリンでした。
しかし動作テストの日、科学を否定する狂信的宗教家の自爆テロによってマシ ーンは破壊され、ドラムリンも死亡します。

失意のエリーのもとに、ハデンから北海道で極秘に建造されていたマシーン 2号機の存在が知らされます。乗り込んだエリーを待っていたのは、未知の体験 とある人物との再会でした。

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人

THE PHANTOM OF THE OPERA
Le Fantome de l'Opera
2004年米英合作
監督:ジョエル・シュマッカー
原作:ガストン・ルルー
出演:ジェラルド・バトラー/エミー・ロッサム

1870年代オペラ座は、仮面をかぶった謎の怪人ファントム (ジェラルド・バトラー)の仕業とみられる奇怪な事件が おこっていました。
そのファントムを音楽の天使と信じ、彼の指導で歌の才能 を伸ばしてきた若きオペラ歌手クリスティーヌ。
彼女はある時、代役としてオペラの主演に大抜擢され喝采 を浴びることになります。
幼馴染みの青年ラウルも祝福に訪れ、再会を喜び合いますが、 その夜クリスティーヌのもとに、ファントムが現れ オペラ座の地下へ誘い出します。
クリスティーヌは、音楽の天使がオペラ座の怪人と知ると同時 に、自分に対する恋心も知ることになります。
クリスティーヌはファントムにおびえながらも魅かれていきます。
しかし、クリスティーヌは迷いつつも、ラウルと婚約することになります。

クリスティーヌとラウルの仲を嫉妬したファントムは、ラウル の首にロープを巻き、自分を嫌えばラウルを殺すとクリスティーヌを脅します。

果たして三者の運命は如何に。

1909年に発表された小説を原作としてこれまで映画、ミュージ カルなど多数が作られており、本作は作曲家アンドリュー・ロ イド=ウェバー自身による製作でもあります。

ジョーブラックをよろしく

MEET JOE BLACK
1998年米
監督:マーティン・ブレスト
脚本:ロン・オズボーン、ジェフ・レノ他
出演:ブラッド・ピット/アンソニー・ホプキンス/クレア・フォーラニ

ジョーブラックをよろしく

65歳の誕生日を間近に控えた大富豪のウィリアム・パリッシュ (アンソニー・ホプキンス)は、幻聴に悩まされていました。
夜、家族と共に食卓を囲んでいたパリッシュの脳裏に再びあの声が聞こえてきます。
幻聴の声の主を自宅室に招き入れたところ、その声の主は死神だということがわかり、自分の死期が近いことを知らされます。
死神ジョー・ブラック(ブラッド・ピット)は、パリッシュが死を迎えるまでの間、人間世界を案内するように指図します。
娘のスーザン(クレア・フォラーニ)は彼の姿を一目見るなり驚きます。ジョーは街で意気投合した青年にそっく りだったからです。それもそのはずで、ジョーは死んだその青年の肉体を借りてこの世界に降りてきたのでした。
出会った時と様子の変わったジョーを見て、初めは困惑していたスーザンでしたが、次第に彼の不思議な魅力に惹かれていきます。

1934年の映画『Death Takes a Holiday』を元にしており、ロマンティックな作品に仕上がっています。

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